【図解】LGBTの基礎知識をわかりやすく解説

【図解】LGBTの基礎知識をわかりやすく解説
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LGBTに関する基礎知識を5つの項目にわけて図解で解説していきます。「LGBTという言葉をよく聞くようになったけど、なんとなくしか知らない…」「何が問題になっているの?」「私たちはどうすればいいの?」という方に向けて、ポイントを簡潔にまとめました。

同じ内容をYouTube動画にもしました(縦動画)
目次

性を決める4つの要素

まず、あなたの性別はなんですか?と聞かれたらどう答えますか?「男」「女」、その2つに当てはまらない性のあり方がたくさん存在し、その性のあり方は4つの要素で考えられます。

  • 身体的性:生まれた時に判断される
  • 性自認 :自分をどの性別だと思うか
  • 性的指向:どんな性を好きになるか
  • 性表現 :服装・髪型・行動・振る舞いなど

そのあり方は様々で、これはLGBT当事者の人たちだけでなく、みんなに当てはまる考え方です。

例えば僕の場合、、、

  • 身体的性:男性寄り
  • 性自認 :男性寄り
  • 性的指向:女性寄り
  • 性表現 :中性寄り

戸籍上は男性で、自分のことを「男性」と自認しているので性自認も「男性」、女性のことを好きになるので性的指向が「女性」に向いていて、いわゆる男性っぽい服装や髪型ではなく、中性的な表現が好きなので性表現はちょっと真ん中寄りだと自覚しています。

僕とあなたは「同じ男性」もしくは「僕と違う女性」だとしても、ぴったり同じ or まったく異なるということはなく、微妙に性のあり方は一人ひとり違っていて、グラデーションで表すことができます。

LGBTの言葉の意味

「LGBT」という言葉、よく聞くようになりましたが、これはセクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の総称で「LGB」と「T」では意味合いが異なるので、わけて解説します。

LGB

LGBは「性自認」と「性的指向」によって定義される言葉です。

  • レズビアン:自分を女性と自認し、女性を好きになる人
  • ゲイ:自分を男性と自認し、男性を好きになる人
  • バイセクシャル:自分の性別を問わず、男性と女性両方の性を好きになる人

この「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシャル」の頭文字をとったのがLGBTのうちのLGBになります。

ここで例えば、生まれた時に判断される「身体的性が男性」「性自認が女性」「性的指向が女性」の場合もレズビアンの分類になります。一見すると体が男性の人が女性を好きになるので異性愛者の分類に見えそうですが、言葉の定義上この場合もレズビアンの分類にあたるということです。

T

LGBTのうちTは「身体的性」と「性自認」によって定義される言葉です。こころとからだの性が一致していない人のことをトランスジェンダーと呼びます。

  • トランスジェンダーの女性:身体的性が男性で、性自認が女性の人
  • トランスジェンダーの男性:身体的性が女性で、性自認が男性の人

ちょっとおさらい

「性自認」と「性的指向」で定義される言葉がレズビアン、ゲイ、バイセクシャルの頭文字をとった「LGB」、「性自認」と「身体的性」で定義される言葉がトランスジェンダーの頭文字をとった「T」で、これを合わせて「LGBT」と呼びます。

ここで一つ気づくことが、「性自認」つまり自分の性をどう思っているのかが重要視されていることがわかります。例えば「身体的性が男性」「性自認が女性」「性的指向が女性」の人の場合、こちらの方は体の性は男性ですが「トランスジェンダーの女性」であり「女性同性愛者を意味するレズビアン」です。

しかし、今の法律や制度は身体的性が何であるかを前提としてしまっています。「男/女」で分けられたチェック欄があったときに、こちらの例の場合、心の性が女性であるにもかかわらず、男のほうにチェックをつけてきたわけです。

このようにLGBTに代表されるセクシュアル・マイノリティーの方が、これまでの制度や習慣を続けていたら当事者にとって生きづらい社会のままというわけです。

LGBT当事者が感じる社会の生きにくさ

例えば、同性婚が認められていないがために、病院でパートナーの付き添いができなかったり、賃貸住居が借りにくかったり、パートナーを相続人とすることができなかったり、

マイノリティーであるというだけで侮蔑的な言葉を投げかけられたり、トイレ・更衣室が使いづらかったり、異性愛・男女でわける考えが前提の社会で、何気ない会話ですら生きにくさを感じる場面があることが想像できます。

大切にしたいこと

ここで、セクシュアル・マイノリティーの人たちがもっと生きやすい社会になるよう、僕ら個人のレベルでもできる大切にしたいことを紹介します。

肯定的な言葉を使う

ひとつは、肯定的な言葉を使うということ。差別用語の代表例として「普通の人」「ホモ」「オカマ」「オネエ」「レズ」「オナベ」などがあります。これらは、知らないと使ってしまいそうになりますが、これらの言葉は悪意を含んだ意味で用いられた歴史があるため、不適切な言葉とされています。

これらの言葉は「ゲイ」「レズビアン」「バイセクシャル」「トランスジェンダー」など、肯定的に使われてきた言葉を使用することが大切とされています。

アウティングをしない

もうひとつは、アウティングをしないということ。アウティングというのは「本人の許可なく性的少数者であることを他人に暴露すること」です。

これはLGBTにかかわらず、他人の尊厳に関わるような大切なことは、たとえそれが善意であっても、精神的に追い込まれるなど、言われた側は不利益を被る可能性が高いので注意しましょう。

自分らしくいられる社会をみんなでつくるために

最後に法務省のサイトをもとに「誰もが自分の性的指向・性自認を尊重され、自分らしく生きることのできる社会をみんなで作るための3ステップ」を紹介して終わりにします。

第1ステップは「多様な性について知る」こと。性的指向・性自認について知る機会を設けてみましょう。

第2ステップは「習慣・常識を変える」こと。身の回りの習慣や常識となっている考え方を一度点検し、差別やハラスメントにつながるものはないか考えてみましょう。

第3ステップは「理解者を増やす」こと。家族、学校、職場の中で当事者が「自分の居場所がある」と実感できる機会を増やしていくことがとても大切です。

「自分は差別しないし、偏見なんてないよ!」という人もまずは知ることから始めてみましょう。知ることで誰か、もしくは大切な人の傷つけずに済むかもしれません。

参考文献

この記事を書くにあたって主に参考にした本やサイトです。

最後に、、、僕も勉強中の身です。だからこそ僕が感じた、ここだけは知っておきたいと思ったポイントに絞って紹介してみました。

そのため、間違えてること、不適切な表現があったかもしれません。そういったおかしなポイントはぜひぜひ気軽にコメントいただけると嬉しいです(@yusukeito0909)。ここがわかりにくかった、ここがよかったという感想も大歓迎です!では!ありがとうございました!

【図解】LGBTの基礎知識をわかりやすく解説

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