【図解】飲茶『正義の教室』を読んだ感想

【図解】飲茶『正義の教室』を読んだ感想
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みんな大好き飲茶さんの『正義の教室』を読んだ感想を、図解を交えて残しておこうと思います。※本の感想なので内容に触れることになるのでネタバレ注意です。

目次

まずは簡単なまとめ

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僕は強い自由主義推し

飲茶さんは本で「功利主義→自由主義→直観主義」の流れで書いていますが、僕らが目指している社会の時系列で言うと「直観主義→功利主義→自由主義」と思います(実際、功利主義のベンサムのあとに『自由論』を書いたミルが歴史の流れ)。

直観主義の問題点

本書では「宗教の正義」を実現するために道徳を重視せよ、という意味で直観主義という言葉が使われています。神とか道徳とか、言葉では説明がつかないものを基準に善悪を判断するというもの。

これは当然時系列で言えば昔の話で、本書でもニーチェがそういった神にすがるような考え方を「神は死んだ」と言い放って終わらせています。

僕は「直感を明文化したのが功利主義であり、自由主義である」と解釈しています。「戦争はダメ」「人を殴ってはダメ」と言った人として普遍的な善悪の土台ではありますが、これをもとに善悪を判断してしまうのには無理があるでしょう。

功利主義の問題点

いっけんみんながハッピーになって問題なそうな考え方ですが、こちらも主義を貫くには大きな欠陥があることは歴史が照明していることでしょう(資本主義社会に生きているのでバイアスがかかっているかもしれませんが…)。

個人の自由が大きく損害されかねないというのは大きな欠落かと思います。じゃあ富の再分配や税金制度はいらないの?となるとそうではない。

強い自由主義の問題点

自由という言葉が一人歩きする印象を受けますが、登場人物のミユウさんも指摘しているように、そこに弱者がいるのであれば助けたい人が助ければいい。本書で指摘されている問題点は「格差の拡大、弱者の排除、個人主義」というもので、他の主義に比べると弱いと感じます。

そもそも「格差が広がること=不幸」「弱者=不幸」「間違った選択をしてしまうこと=不幸」なのでしょうか?

憲法の原則は自由主義に則っていると解釈しています。文化的で最低限度の生活が送れる自由が保障されており、国民が政治を動かす自由と、他国の自由を損害しないことが定められています。

【図解】飲茶『正義の教室』を読んだ感想

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